南天(ナンテン)は、赤い実が美しく、冬の庭を彩る常緑低木です。
日本では縁起の良い植物とされ、「難を転じる」に通じることから、魔除けや厄除けとしても親しまれています。
我が家にも南天を植えてあり、またドイツの公園でも見かけることができる植物です。
さらに、ナンテンの萎縮性の品種も庭にあり、公園や園芸店でも購入することができます。
手入れが簡単で一年中緑を保つため、冬の庭にも最適な植物です。
花写真



2016.12 | |
Nikon D7100 | |
ドイツ南西部 |
花の基本情報
和名: | 南天(ナンテン) |
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別名・通称: | |
学名: | Nandina domestica |
独語名: | Himmelsbambus(ヒンメルスバンブス) |
英語名: | Heavenly Bamboo(ヘブンリー・バンブー) |
科属: | メギ科 |
分類: | 常緑 |
原産地: | 東アジア |
開花期: | 5月から7月 |
花色: | |
実色: | |
背丈: | 100cmから300cm(環境や品種によって異なる) |
花言葉: | 日本:「私の愛は増すばかり」「良い家庭」 英語圏:「Protection(保護)」「Good Fortune(幸運)」 |
ナンテンの特徴
萎縮性の品種も人気
ナンテンにはコンパクトに育つ品種もあり、鉢植えや小さな庭にも適しています。ドイツの公園や園芸店でも見かけることができ、海外でも人気があることがわかります。
美しい赤い実
ナンテンの最大の魅力は、秋から冬にかけて実る赤い実です。冬の寂しくなりがちな庭を明るく彩り、鳥たちのエサにもなります。
常緑で手入れが簡単
ナンテンは一年中緑を保つため、庭に安定した彩りを与えます。また、病害虫の被害が少なく、育てやすいのも魅力です。
縁起の良い植物
日本では「難を転じる」という言葉に由来し、魔除けとして庭や玄関先に植えられることが多いです。正月飾りにもよく用いられます。
ナンテンの育て方
植え付け
適期は春または秋。
水はけのよい土を選び、半日陰~日向に植える。
水やり
地植えの場合は基本的に雨水のみでOK。
鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷり水を与える。
肥料
春と秋に緩効性の肥料を与えると、元気に育つ。
剪定
樹形が乱れたら剪定可能(適期は冬~早春)。
強剪定にも耐えるので、形を整えやすい。
病害虫対策
基本的に強健だが、風通しをよくし、害虫(アブラムシなど)がついたら早めに駆除する。
いけばな
花材として使った暁には、写真を載せたいと思います。



花材: | フリージア、赤芽柳、かすみ草、南天の葉 |
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花器: | 丸水盤 |
花型: | 花意匠まわるかたち |
花材として
我が家の南天はまだ1メートルほどの高さなので、花材としては葉の部分を使うに留めています。
花に対する個人的レビュー
個人的感想、備忘録です!
このレビューは、育てた感想、いけばなで使う時の- 手入れが簡単
- 虫もつきにくい
- 花材として使いたいが育つ速度はゆっくり
まとめ
ナンテンは、美しい赤い実を楽しめる縁起の良い常緑低木です。
日本だけでなく、ドイツの公園や園芸店でも見かけることができ、世界中で愛される植物の一つです。
寒さにも強く手入れが簡単なため、冬の庭を彩る植物としておすすめです。
ぜひ、お庭やベランダに取り入れてみてはいかがでしょうか?