まだ肌寒い風が吹くドイツの春先。葉が芽吹くよりも先に、淡い黄色のシャンデリアを吊るしたような美しい枝に出会うことがあります。
数年前、フライブルクの植物園を訪れた際のことですが、ちょうど良い感じに咲いている姿を見つけました。「土佐水木」の名が示す通り、高知県の固有種であると知り、その独特の風情に深く納得したのを覚えています。
その優しい黄色は決して主張しすぎることなく、しっとりとした佇まいで、あまりに良い枝ぶりだったので思わず見惚れてしまったほど。いけばなでも「春の訪れ」を告げる大切な花材として愛されていますが、その理由を改めて肌で感じた瞬間でした。
目次
花写真



| 2019.03 | |
| Nikon D7100 | |
| ドイツ南西部 |
花の基本情報
| 和名: | トサミズキ(土佐水木) |
|---|---|
| 別名・通称: | シロミズキ |
| 学名: | Corylopsis spicata |
| 独語名: | Ähren-Scheinhasel |
| 英語名: | Spike winter hazel |
| 科属: | マンサク科 トサミズキ属 |
| 分類: | 落葉低木 |
| 原産地: | 日本(高知県の蛇紋岩地帯など) |
| 開花期: | 2月から3月 |
| 花色: | |
| 実色: | |
| 背丈: | 2〜4m |
| 花言葉: | 「伝言」「愛」「優雅」 |
特徴
最大の特徴は、一つの花穂に7〜10個ほどの小さな花が連なり、ぶら下がるように咲く姿です。雄しべの先(葯)が暗赤色をしており、淡い黄色の花びらとのコントラストが非常に上品です。いけばなでは、そのしなやかで力強い枝のラインを活かして、空間をダイナミックに構成するのに適しています。
育て方
日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育ちます。ドイツの庭園でも見かけることがありますが、基本的には耐寒性があり丈夫な植物です。乾燥を嫌うため、水はけが良く、適度に湿り気のある土壌が理想的です。花が終わった直後に剪定を行うことで、翌年の花付きを良く保つことができます。
いけばな
花材として使った暁には、写真を載せたいと思います。
| 花材: | |
|---|---|
| 花器: | |
| 花型: |
花材として
日本では、ヒュウガミズキよりもトサミズキをいけばな花材として使うと師匠から教えてもらいました。
機会があれば使ってみたい花材です。
花に対する個人的レビュー
このレビューは、育てた感想、いけばなで使う時の個人的感想、備忘録です!
トサミズキ
メリット
- 春の花木
デメリット
- 入手が難しい
日記・成長記録
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