ハナスグリ(花須具利)Ribes sanguineum

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春の訪れとともに、枝から零れ落ちるように咲く濃桃色の房。その姿は、厳しい冬を越えた庭に灯る、小さくも鮮やかな提灯のようです。

花のつき方がスグリに似ている、という事でついた和名。ドイツ語も似たような名前の付け方?の感じで、しかも見た目が血?何でしょうかね。Blut-Johannisbeereという事で、分解するとBlut(血)という単語が冒頭についてます。

でもちょっとまってください。食べられるスグリの実の方がこの花よりも真っ赤だと思うのですが、気のせいでしょうか?

確かに、食用スグリ(Redcurrant)の透き通るような赤も鮮烈ですが、ドイツ語で「Blut(血)」の名を冠したのは、この花が持つ「深く、濃い赤色」の生命力に圧倒されたからかもしれません。あるいは、春の芽吹きの中でこの色がひと際「生々しく」映ったのでしょうか。言葉の由来を辿ると、植物と人との距離感が見えてくるようで興味深いですね。

目次

花写真

2026.03
Nikon D7500
ドイツ南西部

花の基本情報

和名:ハナスグリ(花須具利)
別名・通称:アカバナフサスグリ、ベニバナスグリ
学名:Ribes sanguineum
独語名:Blut-Johannisbeere
英語名:Flowering currant, Red-flowering currant
科属:スグリ科 スグリ属
分類:落葉低木
原産地:北アメリカ西部
開花期:3月から4月
花色:
実色:
背丈:1m〜3m
花言葉:「予想外」「期待」「真の輝き」

特徴

ハナスグリは、その名の通り観賞用に特化したスグリの仲間です。最大の特徴は、春先に葉が展開すると同時に(あるいは葉に先駆けて)垂れ下がるように咲く長い花房です。

ドイツ語名の Blut-Johannisbeere は、種小名の sanguineum(血紅色の)に由来しており、野生種が持つ深く濃い赤色を象徴しています。食用のスグリとは異なり、実は黒っぽく熟し、食用には適しませんが、その分、花の美しさは群を抜いています。

育て方

環境: 日当たりと水はけの良い場所を好みますが、西日が強すぎる場所は避けた方が無難です。寒さには非常に強く、地植えでの冬越しも容易です。

水やり: 庭植えの場合は根付いてしまえば雨水で十分ですが、極端に乾燥する夏場などはたっぷりと与えます。

剪定: 花が終わった直後(5月頃)に行います。古い枝を根元から間引くように剪定することで、風通しを良くし、翌年の花付きを促進します。

肥料: 2月頃に寒肥として有機質肥料を、花後にはお礼肥を施すと、株の勢いが保たれます。

いけばな

花材として使った暁には、写真を載せたいと思います。

花材:
花器:
花型:

花材として

花に対する個人的レビュー

このレビューは、育てた感想、いけばなで使う時の個人的感想、備忘録です!

ハナスグリ
総合評価
( 3 )
メリット
  • 花の色が美しい
デメリット
  • 花が下がっているように咲くので、いける際には注意が必要
  • 野生種でもなかなか見かけない花、入手が難しい

日記・成長記録

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