クルミ(胡桃)Juglans regia

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秋になると、実りの季節を実感させてくれる木のひとつがクルミ(胡桃)です。

食用として馴染み深い一方で、実は花や葉、そして木そのものにも、独特の存在感と歴史を持つ植物です。
今回は、クルミの基本情報から特徴、育て方などをご紹介します。

目次

花写真

2020.00
Nikon D7100
ドイツ南西部

花の基本情報

和名:クルミ(胡桃)
別名・通称:ヤマグルミ(山胡桃)、ゴトウ(呉桃)
学名:Juglans regia
独語名:Echte Walnuss
英語名:Walnut / English walnut
科属:クルミ科 クルミ属
分類:落葉高木
原産地:西アジア〜中央アジア
開花期:4月〜5月頃
花色: 黄緑色で余り目立たない
実色: 成熟すると殻は褐色
背丈:約10〜25m
花言葉:「知性」「策略」「賢明」

特徴

クルミは、雌雄同株の落葉高木で、春になると雄花と雌花がそれぞれ異なる形で咲きます。

雄花は房状に垂れ下がり、雌花は枝先に小さく控えめに咲くため、花はあまり目立ちませんが、植物としてはとても興味深い構造を持っています。

秋に実るクルミの果実は、外側に厚い果皮、その内側に硬い殻、さらに中に食用部分という三重構造になっています。

また、クルミは強い生命力と存在感のある樹形を持ち、木陰を作る木としても古くから親しまれてきました。

暮らしの中のクルミ(胡桃)

近所を散歩していると、自然と目に入る木があります。それがクルミ(胡桃)の木です。

特に秋、実が落ち始める頃になると、道端でクルミを拾っている人の姿を見かけることがあります。散歩の途中、少し小腹が空いたときなど、この木があると思わず足を止めてしまう――そんな存在でもあります。

かつて住んでいた家の庭にも、一本のクルミの木がありました。
夏には大きな葉が日陰をつくり、秋には実を収穫し、そして冬に向かうと落ち葉の掃除が日課になります。

クルミの落ち葉は量が多く、掃いても掃いても終わらない、と感じるほどでした。
落ち葉は自分の庭だけでなく、隣近所にも及ぶため、現実的な話として、落ち葉掃除を巡る気遣いが必要になる木でもあります。

その庭のクルミは、老衰による倒木の危険を避けるため、最終的には伐採されてしまいました。

その際に取っておいた枝を使い、いけばなに使ったのが下の写真です。

育て方

クルミは本来、広い場所で育つ大型の樹木です。
庭木として植える場合は、十分なスペースの確保が重要になります。

  • 日当たり・場所
     日当たりの良い、風通しの良い場所を好みます。
     根が広く張るため、建物や他の樹木から距離を取る必要があります。
  • 水やり
     地植えでは、根付いた後は特別な水やりは不要です。
     若木のうちは、乾燥が続く時期に水を与えます。
  • 剪定
     強い剪定はあまり好みません。
     枯れ枝や混み合った枝を整える程度にとどめます。
  • 耐寒性
     寒さに強く、日本やドイツの冬でも問題なく育ちます。

実を収穫する目的だけでなく、大きな葉と堂々とした樹姿を楽しむ木としても魅力のある存在です。

いけばな

花材:クルミ、フサウジウツギ(ブッドレア)
花器:投げ入れ花器
花型:フリースタイル

クルミの枝は非常に頑丈で、葉も大きいため、枝ぶりの面白さをよく見極めることが大切だと感じました。
また、実のついた枝は表情が豊かで、特におすすめです。

合わせる花は、ある程度存在感のあるものが向いています。
このときは、やはり庭に咲いていたフサフジウツギ(通称名はブッドレア)を用いました。正直、細長い穂は使いにくいので普段のお稽古では使わない花材でしたが、この時ばかりはクルミの枝とよく調和していました。

花材として

伐採に伴い、枝を使った作品です。

立派な枝には、それなりに大きな花が必要です。葉っぱも大きいので、自然と大きな作品になりがちです。

秋の実を使うのも面白いかもしれません。

花に対する個人的レビュー

このレビューは、育てた感想、いけばなで使う時の個人的感想、備忘録です!

クルミ(胡桃)
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 食用になる
  • 夏は木陰になる
デメリット
  • 秋の落ち葉の掃除
  • 大木になるのでスペースが必要

お散歩ブログから

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