新しい相棒ができると、あれほど出不精だったのが不思議なくらい、外へ行きたくてしょうがない。でも、今日はあいにくの雨。せっかくのカメラを濡らすのは忍びなくて、こうしてパソコンに向き合っている。 結局のところ、今日も「出不精」を続行することになってしまった。
やらなくてはいけないことはそれなりにあるけれど、どうにも気が向かない。掃除や片付けが目の前に迫っていても、ついつい後回し。かといって、他の作業がはかどるわけでもない。
片付けといえば、写真の整理も永遠のテーマだ。 まずは不要な写真を削除する。ピンぼけだったり、「何を撮りたかったんだ?」というものだったり、つい量産してしまった失敗作たち。 調子が良いときはサクサク進むけれど、一度つまずくと「削除か保存か」で30分は悩んでしまう。……30分は、少し大げさに言いすぎたかもしれないけれど。
削除してしまえば、その写真の存在なんて最初からなかったかのように忘れてしまう。なのに、消す直前はどうしても考えてしまうのだ。「お前、本当に要らないのか?」と。 試しに少し編集で遊んでみると、「あら、やっぱり悪くないじゃない」なんてこともしばしば。
特別な編集ソフトを使っているわけではない。無料のアプリでも、それなりに「見られる写真」にはなる。最近はスマホのAI編集で、ピンボケ修正も人物消去も、まるで魔法のようにできてしまう。 「いっそ最初からAIに作ってもらえばいいのでは?」……なんてことは思わないけれど、インスタグラムに並ぶ完璧な写真たちを見ると、自分の稚拙な腕前に凹むことだってある。
でもね、結局は自分が気に入った写真が一番いい。 いつか表現の精度でAIに追い抜かれる日は来るのかもしれない。けれど、シャッターを切った瞬間の記憶は、私の脳の中にしっかりと残っている。
写真を撮るのが好きだなーと、新しい相棒を目の前にして思うのでした。


(写真:庭で撮った、クリスマスローズと雫のついた南天の葉、)
この記事を書いていたら、やっぱり我慢できなくなって……。今、少し雨に降られながらサクッと撮ってきた庭の雫です。
