花水木(ハナミズキ)Cornus florida

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春の訪れを告げるように、優雅に咲き誇るハナミズキ。

日本では街路樹や庭木として親しまれ、白やピンクの花が風に揺れる姿は、多くの人の心を和ませます。

実はこの木、日米の友好の証として日本に贈られた歴史を持つことをご存じでしょうか?

今回は、ハナミズキの魅力や育て方についてご紹介します。

目次

花写真

2016.05
Nikon D7100
ドイツ南西部

日本とアメリとの関係

ハナミズキは1912年に東京市(現・東京都)がアメリカ・ワシントンD.C.に桜を贈った際、その返礼として1915年にアメリカから日本に贈られた木としても有名です。

そのため、日米友好の象徴とされることもあります。

花の基本情報

和名:花水木(ハナミズキ)
別名・通称:
学名:Cornus florida
独語名:Blumen-Hartriegel
英語名:Flowering Dogwood
科属:ミズキ科ミズキ属
分類:落葉高木
原産地:北アメリカ
開花期:4月から5月
花色:
実色:
背丈:3mから10m
花言葉:「永続性」「返礼」「私の想いを受けてください」

日米友好の象徴:1912年、日本がワシントンD.C.に桜を贈った返礼として1915年にアメリカから日本へ贈られました。

ハナミズキの特徴

🌸 美しい花
ハナミズキの花は実際には「総苞片(そうほうへん)」と呼ばれる葉が変化したもので、中央の小さな部分が本当の花です。花の色は白、ピンク、赤があり、ふんわりとした優雅な印象を与えます。

🍂 紅葉と実
秋になると葉が赤や紫に色づき、美しい紅葉を楽しめます。また、赤い実をつけますが、人が食べるには向きません(鳥が好んで食べます)。

🌳 成長と樹形
樹高は3~10mほどになり、横に広がるような樹形をつくります。自然に整った形になるため、剪定の手間が少なく、庭木としても人気です。

育て方

ハナミズキは丈夫な木ですが、より美しく花を咲かせるためには、適切な管理が必要です。

日当たりと植える場所

  • 日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育ちます。
  • 強い西日が当たる場所より、朝日がよく当たる場所が理想的です。

土壌

  • 水はけの良い土を好みます。
  • 植え付け時に腐葉土や堆肥を混ぜると、根張りがよくなります。

水やり

  • 植え付け直後はしっかりと水やりをします。
  • 成木になれば乾燥にも比較的強いですが、夏場は土が乾いたら水を与えましょう。

剪定

  • 樹形が自然に整うため、基本的に剪定は不要です。
  • 風通しをよくするために、枯れ枝や絡み合った枝を間引く程度でOK。

病害虫対策

  • アブラムシがつくことがあるため、早めに駆除するのがポイント。
  • うどんこ病にかかることがあるので、風通しの良い環境を心がけましょう。

いけばな

花材として使った暁には、写真を載せたいと思います。

花材:
花器:
花型:

花材として

花に対する個人的レビュー

このレビューは、育てた感想、いけばなで使う時の個人的感想、備忘録です!

花水木(ハナミズキ)
総合評価
( 3.5 )
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